柔道整復師という資格の前にまず「スポーツトレーナー」にご興味をお持ちになった方も多くいらっしゃると思います。
スポーツトレーナーになるためにどうすれば良いか、どのようなお仕事なのか考えていきましょう。
【国家資格ではありません】
スポーツトレーナーという国家資格は存在しません。アスレチックトレーナーなどの資格は数種類ありますが、全て民間資格です。民間資格というものは、民間団体が設定した資格のため、どこでも通用するとは限りません。
【国家資格者のスポーツトレーナー】
実際に現場で活躍しているスポーツトレーナーは、柔道整復師のような医療系国家資格者である場合がほとんどです。
それはなぜでしょうか。もしあなた自身がスポーツトレーナーの方に体を診てもらえるとした時に民間資格者のスポーツトレーナーと国家資格者のスポーツトレーナーのどちらに診てもらいたいでしょうか。
国家資格は信用と信頼に繋がります。
是非、国家資格を取得して相手から信頼されるスポーツトレーナーを目指しましょう。
【スポーツトレーナーになりたい】
やりたいことを生涯の仕事にできることは素晴らしいことです。そのための資格取得であることは間違いありません。
一方で実態もしっかり把握しなければなりません。
スポーツトレーナーだけで生計を立てられる人はほんの一握りと言われています。それだけ特殊な世界ということが言えます。実際には、接骨院などに勤めながら、週末などにスポーツ現場へ帯同するという関わり方がスタンダードとなっています。
◆これからの社会において
現在の社会は、心身の健康やコミュニティとして生涯に渡ってスポーツに関わる機会があります。
その中で、スポーツトレーナーとしての柔道整復師のニーズは確実に高まっています。
将来の仕事ややりがいのために是非ご検討いただきたいと思います。